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35歳を過ぎて、エラボトックスを考えている方へ

目次

エラボトックスで頬がこける?たるむ?

施術前に知ってほしい咬筋と顔全体のバランス

「エラをすっきりさせたい。でも、頬がこけたり、たるんだりしないか心配」

特に35歳を過ぎた頃から、このような不安を感じる方は少なくありません。

当院では、エラボトックスをご希望の方に、まず手鏡を持っていただきます。

ご自身のお顔を触りながら咬筋の位置を確認し、治療後に輪郭がどのように変化する可能性があるのかを、一緒に確認していきます。

大切なのは、今のエラの張りだけを見ることではありません。

咬筋が小さくなった後のお顔まで考えて治療することが大切です。


はじめての方へ

まずはカウンセリングをご予約ください

医師がお悩みやご希望をうかがいながら、状態や目的に合わせて必要な施術をご案内いたします。


まず、結論からお伝えします

エラボトックスを受けたすべての方に、頬コケやたるみが生じるわけではありません

一方で、もともと頬骨の下にコケがある方や、口元の皮膚・脂肪にゆるみがある方,

脂肪量が少ない方では、咬筋のボリュームが減ることで、それまで目立たなかった変化が見えやすくなることがあります。

つまり、エラボトックスによって突然コケやたるみが作られるというよりも、

咬筋の厚みによって目立ちにくかったコケやゆるみが、治療後に表面化する

と考えると分かりやすいと思います。


エラ張りの原因「咬筋」とエラボトックスの仕組み

手鏡を持って、エラの部分を触ってみてください

奥歯をぐっと噛みしめると、耳の前から下顎にかけて硬く盛り上がる部分があります。

これが「咬筋」です。

咬筋は頬骨から下顎につながる、大きく厚みのある咀嚼筋です。

食事のときだけでなく、夜間の無意識の食いしばりや歯ぎしりでも使われています。

食いしばりが強い方は、毎日この筋肉をトレーニングしているような状態です。

繰り返し強く使われることで咬筋が発達し、エラの張りや下顔面の横幅として目立つようになります。


エラボトックスは、咬筋の働きを一時的に弱める治療です

エラボトックスでは、発達した咬筋にボツリヌストキシン製剤を注射します。

筋肉の働きを一時的に弱めることで、食いしばる力を抑え、使われる頻度が減った咬筋の厚みを徐々に小さくしていく治療です。

骨を削る治療ではありません。

そのため、エラ張りの主な原因が骨格や脂肪である場合には、希望する変化が得られにくいことがあります。

まずはエラ張りの原因が本当に咬筋なのかを見極めることが必要です。


なぜエラボトックスで頬コケが目立つことがあるの?

なぜ、頬コケが目立つことがあるのでしょうか

頬骨のすぐ下は、年齢とともにボリュームが減少し、コケが現れやすい部分です。

咬筋が発達している方では、その厚みによって頬からフェイスラインへの輪郭がつながり、頬骨下のコケが目立ちにくくなっていることがあります。

エラボトックスによって筋肉の厚みが萎縮すると、お顔の構造的ボリュームが減少します。

その結果、もともと存在していた頬骨下のコケとの高低差が大きくなり、以前よりコケが目立って見えることがあります。

治療前
発達した咬筋の厚みによって、頬骨下のコケが輪郭上目立ちにくい状態。

治療後
咬筋の付着範囲は変わらないまま厚みが減少し、もともとの頬骨下のコケが見えやすくなることがあります。

※イメージ図です。実際の変化や程度には個人差があります。


口横のぽにょ・マリオネットラインが目立つ可能性

口横のぽにょやマリオネットラインが目立つこともあります

顔の輪郭は、骨格・筋肉・脂肪・皮膚など、いくつもの組織によって形づくられています。

咬筋のボリュームも、下顔面の輪郭を構成する要素のひとつです。

咬筋が萎縮して厚みが減ると、もともとあった皮膚や脂肪のゆるみが見えやすくなり、口元の組織が下方へ集まって見えることがあります。

その結果、

  • 口横のぽにょと呼ばれる膨らみ
  • フェイスラインのもたつき
  • 口角から下に伸びるマリオネットライン

などが、治療前より目立って見える可能性があります。

すべての方に起こるわけではありませんが、もともと口横のたるみがある方や、

皮膚や脂肪が緩んできている方では、特に慎重な治療計画が必要です。


当院がエラボトックスで大切にしていること

当院では「たくさん打つこと」を目的にしていません

エラボトックスは、量が多ければ多いほどよい治療ではありません。

当院では、手鏡を見ながら実際に噛みしめていただき、次の点を確認します。

  • 咬筋の位置、厚み、左右差
  • 食いしばりの強さ
  • エラ張りの原因が筋肉・骨格・脂肪のどれか
  • 頬骨下のコケ
  • 口横のぽにょやマリオネットライン
  • 皮膚や脂肪のゆるみ
  • 治療後に残したい自然な輪郭

そのうえで、必要以上にコケすぎないよう、注入量と範囲を調整します。

注入範囲は、お顔の状態に応じて主に咬筋の下方1/2〜1/3程度を中心に検討します。

ただし、量や範囲を調整しても、頬コケやたるみを完全に防げるとは限りません。

起こり得る変化をご理解いただいたうえで、治療を受けるかどうかを一緒に考えます。


ご提案は、一つではありません

診察の結果によっては、次のような選択肢をご提案します。

適正量で治療する
咬筋の発達が強く、頬コケやたるみのリスクが比較的少ない場合は、筋肉の厚みに合わせて治療します。

少量から始める
コケやたるみが心配な方は、最初から強く効かせず、少量から経過を見る方法があります。

数回に分けて調整する
一度で大きく変化させず、輪郭の変化を確認しながら段階的に治療します。

今回はエラボトックスを行わない
咬筋を小さくすることで頬コケやたるみが強く見えると予想される場合、そもそも咬筋へのボトックスに適応がない場合には、治療をおすすめしないこともあります。

顔全体の治療計画を考える
頬コケや口元のたるみがすでに目立つ場合には、エラボトックス単独ではなく、必要に応じて顔全体の治療計画をご提案することがあります。

併用治療が必須ということではありません。

今あるお悩み、治療の優先順位、ご予算などを伺いながら、本当に必要な治療だけを一緒に考えます


エラボトックスが向いている方・慎重に検討したい方

エラボトックスが向いている可能性がある方

  • 奥歯を噛みしめると咬筋が強く盛り上がる
  • エラ張りの主な原因が筋肉の発達である
  • 食いしばりや歯ぎしりが強い
  • 下顔面の横幅を自然にすっきりさせたい
  • 頬骨下のコケや口元のたるみが比較的少ない

慎重に検討したほうがよい方

  • すでに頬骨下のコケが目立っている
  • 顔の脂肪が少なく、もともと細面である
  • 口横のぽにょやマリオネットラインが気になる
  • フェイスラインの皮膚・脂肪にゆるみがある
  • 過去のエラボトックスでコケやたるみを感じた
  • エラ張りの主な原因が咬筋ではなく、骨格や脂肪である

当てはまるから治療できない、という意味ではありません。

大切なのは、治療前にリスクを把握し、量や範囲を適切に調整することです。


エラボトックスのよくあるご質問

エラボトックスをすると、必ず頬がこけますか?
必ず起こるわけではありません。咬筋の厚み、骨格、頬の脂肪量、年齢によるボリューム変化などによって異なります。当院では治療前にこれらの状態まで確認します。

量を少なくすれば、頬コケやたるみを防げますか?
リスクを抑えられる可能性はありますが、完全に防げるとは限りません。少量から始めたり、数回に分けたりする方法も含めてご提案します。

たるみ治療も一緒に受けなければいけませんか?
必須ではありません。診察で必要性があると判断した場合に、選択肢としてご説明します。
エラボトックスを行わず、経過を見ることも可能です。

効果はどのくらい続きますか?
使用する製剤や筋肉の状態によって異なりますが、持続期間の目安は約3〜6か月です。

カウンセリングだけでも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。診察を受けた日に施術を決める必要はありません。手鏡を見ながら、ご自身のお顔で起こり得る変化を確認したうえでご検討ください。


治療内容・料金・使用する製剤について

治療について

治療方法
咬筋へボツリヌストキシン製剤を注射し、筋肉の働きを一時的に弱める治療です。

施術時間
約15〜30分(麻酔時間を含む)

効果持続期間の目安
約3〜6か月

主な副作用・リスク
腫れ、内出血、痛み、左右差、噛みにくさ、笑いにくさなどの表情の違和感、アレルギー、頬コケ、口元のもたつきなど。ごくまれに発熱や頭痛が生じることがあります。

施術後の注意
注射部位への強い指圧やマッサージ、激しい運動、飲酒などは、医師の指示に従って一定期間お控えください。

施術を受けられない方
妊娠中・授乳中の方など。持病や服用中のお薬がある方は、診察時に必ずお申し出ください。


料金

カウンセリング料 3,300円

エラまたは側頭筋

  • ボトックスビスタ 41,800円
  • ボツラックス 33,000円

※すべて税込価格です。
※診察の結果、施術をおすすめしない場合があります。
※料金・内容は変更になる場合があるため、最新情報をご確認ください。


使用する製剤について

当院では、ボトックスビスタおよびボツラックスを取り扱っています。

ボトックスビスタは日本国内で承認されているボツリヌストキシン製剤ですが、エラへの注入は国内で承認された効能・効果とは異なる適応外使用です。
ボツラックスは韓国Hugel社製で、韓国食品医薬品安全処の承認を受けていますが、日本国内では未承認の医薬品です。当院では医師の判断のもと、[実際の入手経路を記載]を通じて入手しています。
国内未承認または適応外で使用される医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。考えられる効果・副作用・国内承認製剤との違いについて、診察時に医師からご説明します。
本施術は自由診療です。


エラを小さくするだけではなく、小さくなった後のお顔まで考えます。

エラボトックスを受けるべきかどうかは、エラの張りだけを見ても判断できません。

頬のコケ、口元のたるみ、骨格、脂肪、皮膚の状態まで含めて確認することで、その方に合った治療の仕方が見えてきます。

「自分の場合は頬がこけそう?」
「たるみがあるけれど、打っても大丈夫?」
「そもそもエラ張りの原因は筋肉?」

そのような段階でご相談いただいて大丈夫です。

手鏡を見ながら、ご自身のお顔で起こり得る変化を一緒に確認します。

監修         
irodori skin clinic
院長 平野彩乃
最終更新日 2026年8月19日


はじめての方へ

まずはカウンセリングをご予約ください。

医師がお悩みやご希望をうかがいながら、状態や目的に合わせて必要な施術をご案内いたします。
美容医療がはじめての方や施術を迷っている方もお気軽にどうぞ。

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カウンセリング料:3,300円(税込)

- 注意事項 -

・施術の効果には個人差がございます。

・副作用、リスクとして赤み・腫れ・内出血などが生じる場合がございます。

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